境内見取り図
裁ち縫ひにはげむをみなら数々の折れたる針をいとほしみつつ
~小田觀螢
小田觀螢《おだかんけい》は明治19年岩手県に生まれた歌人。
14歳の時に北海道の小樽に移住しました。15歳で代用教員となり、小樽で最も古い和歌の結社「小樽興風会」に入会し歌人としての歩みを始めます。
この歌は札幌の豊平神社の境内に並ぶ「針供養歌碑」に刻まれた觀螢の短歌です。碑の前の台座は針供養の際に使用済みの針を並べる祭壇になっています。
針供養は12月8日、「事納め」の日に行われます。
学校法人谷内学園 北海道文化服装専門学校 針供養碑
昭和36年12月8日建立